パリオリンピックの活躍に期待

スポーツの世界大会を見ていると、「やっぱり日本人だ」と感じる自分がいます。緊張感のある試合になると、選手の親になった気分で、手を合わせて神様に祈る私がおり、一緒に喜び、悲しむのです。いよいよ、そのような季節がやってきます。そのために大型テレビまで購入しました。冷たい酒をたしなみながら、盛り上がりたいと思います。

日本が多くの競技で強くなってきているのは、技術力を支えるトレーニング方法が確立し、緊張感の中でも力を発揮できるメンタルが強くなったこともあります。それには、過去のデータを分析する力や確率論など、科学的なこともあるのでしょう。昔ながらの真面目さを残し、今どきの若者の考え方もプラス思考になり、ありとあらゆるものが、日本人に向いてきているのではないかと思うのです。また、世界中で活躍するスポーツ競技と選手が増えていることもプラスになっているのでしょう。野球やサッカーだけでなく、卓球やボクシング、バレーボール、バスケットボール、ゴルフ、テニス、サーフィン、スケボー、最近では、カヌー、ブレイキング、陸上選手も海外に出ていく。海外に出ていかない競技がないほどです。一方、ラクビー、陸上長距離、柔道や相撲などは、外国人をどんどん受け入れている。お互いに刺激を受けているのではないでしょうか。

懸念材料は、少子化によって競技人口が減少していることです。中学校のクラブ数は減少し、高校野球は、一校でチームを組めない学校が出てきています。やはり、海外のように、高校生までは「一人で数競技」にチャレンジすることが最も良いのではと考えています。チームプレーも個人プレーも学び、身につけていくことは、将来必ず役に立つと考えています。大人になれば、競技から趣味に変わるものの、有意義な時間を過ごすことが可能になるのではないでしょうか。

課題の一つは、子どもたちが時間的に忙しくなっていること、そして、習うことに費用が掛かることもあります。また、学校の授業の中だけで終わらない学習をする時間を確保する問題もあるでしょう。二つ目は、室内時間の多さ。ゲームやスマホが普及し、室内にいる時間がどんどん増えています。いつの時代も、子どもたちは「楽しい」と思える時間を増やすものですから、大人たちがそのような環境をどうつくり上げるかではないでしょうか。三つめは、子どもたちが将来の夢を描けるか。それには、現在活躍する先駆者が夢をつかんでいくシーンを見せられるかだと思うのです。オリンピックやワールドカップ、ワールドベースボールクラシックなどといった大きなイベントが用意されています。そこでの活躍が子どもたちに最も刺激を与えるのは言うまでもありません。だから、オリンピックは大好きなのです。日本代表選手が活躍することで、日本の子どもたちが夢を見て、楽しみながら努力する。最終的には、世界を舞台に活躍することは間違いないのです。

ビジネスも同じだと思うのです。「楽しい」を軸に、数種類のビジネスにチャレンジし、最終的には絞って、そのビジネスで一流になっていく。ほかで経験したことは無駄になることはないのです。いろいろな創業者の生き方を見ていると最初から成功している人は少なく、いくつかチャレンジする中で、これといったビジネスをつかみ取っていく。例えば、ジャパネットたかたはカメラ店がテレビ通販大手に、ユニクロは洋品店からアパレルメーカーに、そのほかダイソー、ニトリなどが良い例ですよね。個人経営や中小企業であればあるほど、チャレンジするチャンスはあると思うのです。日本の子供たちのためにも、創業者の夢をつかむシーンを、生き方をどんどん表現してほしいですね。

遅まきながら、私も「楽しい」を軸足にして、「ひとり不動産コンサル」にチャレンジしています。「好きな会社や人、好きなビジネス」を、「私のできること、したいこと」から応援をしたいため、6社と業務委託契約や顧問をしています。これらの会社の経営方針に合わせ、新しい業務に取り組んでいます。当然、1社1社違うので、これが楽しいのです。将来は、「ひとり不動産コンサル」といったビジネスモデルを完成させ、現役のサラリーマンが起業するときに提供していきたいと思っています。

「がんばれニッポン」、4年に一度の機会、声を出しながら視聴しようと思います。

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