名刺を告知活動に利用する

 起業をするに当たり、届出や登録はこれほど多いのかとびっくりしました。特に、会計関係は苦労しています。毎日の記録だけでなく、書類をつくっていかなければならないのは、得意な分野でないだけに「めんどくさい」と思ってしまいます。外注する方法もあるでしょうが、今のところ、売り上げも経費もほとんどない状況なので、今だけでも自分で行い、基本的な知識はつけていこうと思います。一方、自分の会社のことを自信もって告知する活動は、非常に面白いですね。

 まず、誰に会う時にでも利用する「名刺」ですが、名刺一枚が相手にインパクトを与え、会社や個人の印象を相手に残すことはなかなかありません。そこで、名刺をつくるところからこだわりました。大きさは、名刺入れに入るように一般的なものにしましたが、一般的に少ない縦遣いにしました。名刺入れに入れたとき90度に曲がり、見にくいが目立つはず。そして、文字は横書きにしましたのは、小さくてもたくさん書けると考えたからです。会社のマークとコーポレートカラーをどうするか?意味を持たせる、何をしたいのか、何ができるのか、話題性を持たせられるのか、名刺一枚で、初めての人との場を盛り上げたい。そんな思いで、マークは、「住まいと土地」をイメージし、誰もが一目でわかるようにし、建築事務所の名前(一級建築士事務所 住まいるDesign)と一体化させています。この建築事務所は、住まいと土地に関する事業をしたいのかと、感じてもらえるはずです。マークだけグリーンの色を付け、そのままコーポレートカラー。私自身、木造建築しかできないし、それを前面に出したかったからです。

 
 次に、肩書です。建築事務所だから、所長とか、代表取締役などが多いですが、あえて「代表コンサルタント」にしました。BtoBビジネスのコンサルタントを中心に行いたいし、目指したい。社員は一人しか(雇用する予定はなく、一人が良いのですが)いませんが、代表であることは間違いないので、こだわりました。資格も一級建築士、宅建士、相続診断士を入れました。それ以外にも資格はあるものの、話題になりそうな三つに絞りました。このような表にしています。

 裏側は、「運営」「所属組織」に大きく分けました。すべて、話題づくりのためです。一つでも興味を持ってもらえるようであれば、そこから話がつながる可能性があり、個人的なインパクトを与えることができます。「運営」は、自宅を改装した「断熱リフォーム体験館」を利用していただきたいと考えて、入れています。所属団体は、趣味の世界です。一つでも趣味が合えば、話題性があると考えたのです。

 「横浜中央木鶏クラブ」は、全国ネットの人間学を学ぶ会ですが、15年ほど代表世話人を務め、今でも参加しています。自営の社長や大手企業、スポーツ関連者などに知名度がある団体です。二つ目の「江戸深粋会」は、深川富岡八幡様の神輿を担ぐ同好会です。これも20年ほど所属していますが、神輿、祭り好きは、深川水かけ祭りや神田祭りの神輿担ぎは憧れです。三番目が「すてき横濱ランニングクラブ」です。前の会社でのクラブチームですが、退職しても続けたい組織で、ほとんどが素晴らしい部下たちで構成されています。年に一度のイベントとして、大手町から芦ノ湖までの「箱根駅伝」を継続しています。ランニングが好きな人には「タマラナイイベント」です。

 最後に「ゴルフスクール」を入れています。「鈴木さんは、ゴルフをするのだな」と思っていただけるよう、あえて所属スクールにしました。BtoBビジネスをしたいので、お客様となる人は、不動産会社、住宅会社、設計事務所、建材メーカーなどの経営者は、ゴルフを趣味にしている人が多いのではないかと考えたからです。 そのような名刺ですが、渡しただけではもったいない。それを長く持っていただき、相手が捨てないようにするにはどうすればいいか。私は、告知活動をして年間200枚程度交換しようと考えていますが、その名刺に日付とナンバーを入れるようにし、お年玉が当たるようにしました。新年(令和6年配布なら令和7年)のはがきの3等(下二けたナンバー)が当選番号です。千葉県東金市の名産物を送ろうと考えています。もちろん配布時に告知していますので、私も誰に配布したか、記録に残すことにしたのです。私の貴重な名刺ですから(笑)。

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